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CTFつよくなりたい

2度目の退学を経て院進する話

この記事は 退学 Advent Calendar 2017 - Adventar 20日目の記事です.

前の人は@muscle_azosonさん,次は@showmeearさんです.

はじめに

この記事は,近況報告も含めた自分のこれまでの話みたいな,いわゆるポエムっぽいやつ.

4月から院進できそうだけど,その過程でいろいろ特殊なことが多くて,いっそ退学Advent Calendarとやらに公開しようってなった.

今の大学に入る前の話

元々は高校卒業後,別の大学に通っていた.実家から電車で通える私立大学.お金の問題で国公立か自宅から通える範囲の私立大学しか許されなくて,目指してた第1志望に落ちて入学した.

入学後のオリエンテーション新宿駅のバス停に現地集合だったけど迷路のような新宿駅で見事に迷い,間に合わずにサボった.結果,オリエンテーションが終わった後では既にグループが形成されていて.「あれ?ぼっちじゃね?」という事故が起きる.

それ以降,授業で1人の人を見つけ話しかけたりするも上手くいかず,唯一他の学科に1人だけ友達のような奴ができた.

友人関係はそんな感じだったんだけど,5月頃になると講義に違和感を覚えるようになった.

まずプログラミングの講義.無難にC言語だったけど,最早講義じゃない.テキストがあるのでそれ通りに自分で進めて課題をこなし,わからないところがあればTAが教えてくれるような自主学習に近い形態だった.確か教授は課題の問題をごく稀に前で解説してくれるだけ.ほぼいる意味がない. 次に英語の講義.本当に中学英語のようなことしかやらなかった記憶がある.思い出せないけど,いろいろアレだった.

ここで不満を言ってもしょうがないのでやめておくけど,そんなこともあって徐々にもう一度大学受験がしたいみたいな感情が湧いてきた.

実際に行動に移したのは6月下旬か7月頃だった気がする.親に話したら一回だけならって事で許してくれた.本当に感謝すぎる.そこから,休学届を出したのが8月頃.勉強を始めたのは8月下旬に差し掛かる頃.ここで,休学すると奨学金が止まるということや,他の大学に合格して入学した場合,借りていた半期分の奨学金は支払いが猶予されるということなど,奨学金に関する知見を得た.

その後は予備校に通うお金もないので家に引きこもって勉強したり,図書館を使ってみたり,模試やその他かかるお金をバイトして稼いだり,そんな感じ.で,元々目指してたところいけるぐらいにはセンター試験の過去問で点数が取れるようになったけど,いざ本番受けてみたら無事死亡した.

そこで出てきたのが今の大学だった.高校時代も存在は知ってたけど,関東の大学しか行くつもりはなかった.けど,結局受験して合格して入学した.

前の大学には,受験して合格したのでそっち行きますって正直に伝えた.休学理由は,お金が無いので授業料を稼ぐって話だったので嫌な顔されるかと思ったけど,そんな事はなくてむしろおめでとうとか頑張ってねとか言って貰えたので,あざっすって感じだった.最後に担任みたいな存在の教授と謎の握手を交わしたのが面白くて覚えてる.友達はほぼいなかったようなもんなので,そこら辺のことを気にする必要もなく綺麗サッパリ退学した.

これが1度目の退学.

今の大学に入学後

反省を活かし,オリエンテーションは死ぬ気で行くぞと思って行った.友人を頑張って作った.

プログラミングの講義や英語の講義に関しては,ほぼ文句がなかった.大学の講義の質がどうとか言う人はいるけど,自分にとっては以前の大学に比べたら良質な講義だと思った.プログラミングの講義は進むのが遅いかもしれないけど,講義と演習のバランスは取れてると思ったし,できる人はスキップテストが用意されてるので受ければいいし,英語は教員が外国人なので頑張って聞き取る必要があった.

そんな感じで真面目に受けていて,この頃は親への申し訳なさと自分は1年遅れているってのを妙に意識して,それでモチベーションを維持していた気がする.

GPAもそれなりに気にしていた.予習復習なんて事は流石にしてなかったけど,課題は真面目に出していた.他の時間は技術書読んだりだとか,そういう事にあてたほうが有意義だと思う.

いろいろ有利になるからって事で頑張ってたけど,研究室の選考にも使えなかったし,頑張った意味みたいな感じだった.

けど,徐々に5年一貫教育プログラムというものに興味を持った.4+1や3+2とか言われているやつで,学部4年+大学院1年っていうAと,学部を3年で中退して大学院2年っていうB1,学部を3年で卒業して大学院2年っていうB2がこの大学にはある.このプログラムはGPAが特に関係してくる.

1年早まるっていうのもそうだけど,給付型の奨学金を貰いながら大学院に通えるらしいというのに惹かれた.前の大学で借りてた奨学金もあったし,院進はお金が足りないって問題がそれで解決した.

そこからはGPAの最低ラインを守って講義を受けて,結果B1のプログラムに申し込むことができた.

申し込んで1ヶ月後の10月中旬頃に,認定書みたいなのを貰えた.あと退学願も貰った.大学院受かったら提出してくださいということらしい.

あと,大学院では研究室を変えることにした.理由は今の指導教員が自分のやりたい分野の人ではない為.やりたい事をやらせてくれると言ってくれてたけど,やっぱりある程度のサポートをしてくれる教員じゃないと厳しいと思う.研究室を変更する過程で,奨学金の推薦書を変更予定先の先生に書いてもらったり,いろいろ大変だった.

これで2度目の退学になる予定.

最後に

大学が肌に合わないと感じたらすぐに切り替えてもう一度受験し直すってのは有りで,変えて良かったと思う.

あと,GPA意識してめっちゃ頑張るんじゃなくて"最低限"頑張っておくと後々役に立つ(かも)

この大学,いろいろすごい人が多いし,そういう人達の刺激を受けることができて本当に良いし,大学を変えて良かったとしみじみ思う.

とりあえず2月の入試に合格して,その後は最終学歴が高卒にならないようにちゃんと卒業したい.